Laser Treatment
レーザー治療
当院では動物医療において先端技術であるレーザー光による医療応用を実施しています。痛みの緩和や、出血を抑える手術、歯周病の殺菌など、さまざまな分野で効果を発揮してくれる機器です。
当院では動物医療において先端技術であるレーザー光による医療応用を実施しています。痛みの緩和や、出血を抑える手術、歯周病の殺菌など、さまざまな分野で効果を発揮してくれる機器です。
半導体レーザーの光は近赤外線の性質で生体組織を透過しやすいため、組織内部への光の温熱効果をもたらします。
レーザーを使用しながら切開することで、出血を極力抑えることができます。また、血管などをシーリングすることによって、体内に残る手術糸を減らすことが可能です。
体表にできたイボなどの小さな腫瘤(5㎜程度)を無麻酔で蒸散することができます。ただし、症例によっては局所麻酔が必要になることがあります。
ガンを含めた腫瘍の治療法には外科療法、放射線療法、化学療法(抗ガン剤治療)などがありますが、どれも多かれ少なかれ苦痛や身体への負担を伴います。ハイパーサーミアとは腫瘍細胞と正常細胞の耐熱性の違いを利用した治療法で上記の治療法の補完代替療法となります。痛みや身体への負担が軽いことが特長です。
眼球上の強膜からレーザー光を当てることで毛様体の破壊を行い、眼房水の貯留を低減。これで、眼圧をコントロールすることができます。
歯周ポケットにレーザーを間欠的に照射することにより、歯周病の原因菌を殺菌します。また、不良肉芽を焼灼することも可能です。ヒトの歯科ではすでに20年近い実績を持つ治療法です。